ペーパーフラワーを手軽に作りたい方、必見!
100均で購入できるお花紙やビニタイを使えば、誰でも簡単に華やかなフラワー装飾が楽しめます。
特にダイソーやセリアでは、カラーバリエーションも豊富で、
季節イベントやパーティーのデコレーションにぴったりな素材が揃っています。
- 基本の折り方・開き方
- 100均で揃う便利な材料
- アレンジバリエーション
この記事では、初めての方でも失敗しないペーパーフラワーの作り方を丁寧に紹介。
さらに、バラやガーベラなどの応用アレンジまで徹底解説します。
100均素材で作る基本のペーパーフラワー
お部屋のデコレーションやイベント演出にぴったりなペーパーフラワー。最近では、ダイソーやセリアなどの100均で手軽に材料を揃えられることから、ハンドメイド初心者にも人気を集めています。
特別な道具や高価な素材がなくても、カラフルで華やかなペーパーフラワーを簡単に作ることができるのです。このセクションでは、100均素材を使ったペーパーフラワーの基礎知識から作り方の基本までを詳しく解説します。
お花紙/フラワーペーパーとは
お花紙(フラワーペーパー)とは、薄い紙を数枚重ねた状態で販売されている装飾用の紙素材です。表面は柔らかく透け感があり、手で折りやすく開きやすいのが特徴です。
- サイズ:おおよそ250mm×200mmが主流
- 厚み:ティッシュより厚く、折り紙より薄い
- カラー:赤・ピンク・黄色・水色など多数
ペーパーフラワー作りには、このお花紙がもっともポピュラーで使いやすい素材とされています。
100均(ダイソー・セリア)のおすすめ商品紹介
商品名 | 内容量 | 特徴 |
---|---|---|
ダイソー:フラワーペーパー(20枚) | 約20枚(5色×4枚) | 明るい色合い、イベント向き |
セリア:カラーお花紙 | 30枚(単色) | 色分けしやすく初心者に最適 |
セリア:お花紙ミックスセット | 15枚(3色×5枚) | ナチュラル系の淡色が魅力 |
100均のペーパーフラワー用紙は色数も豊富なので、季節やイベントに合わせた色選びも楽しめます。
重ね方・折り方の基本
ペーパーフラワー作りにおいて、紙の重ね方と折り方は完成度を左右する重要なステップです。
- 枚数:5〜10枚程度を重ねるのがベスト
- 折り方:蛇腹折り(アコーディオン状)にすることで、ふんわり広がります
- 端の処理:角を丸める/ギザギザにカットすることで花びら感が出ます
均等に折ることで、花を開いたときのバランスが良くなります。
ビニタイやモールの使い方
中心を固定するための留め具としては、ビニタイ(針金入りのビニール紐)やモールが便利です。
ビニタイは細くて目立たず、カラーも豊富。モールは可愛い見た目と柔軟性で子ども向け工作にも◎。
いずれも100均で手に入るため、用途や好みに応じて使い分けましょう。
開き方のコツ
最後に重要なのが、花を開く工程。丁寧に一枚ずつ剥がすように広げるのがポイントです。
コツは「真ん中から外側へ」「左右バランスよく」広げること。途中で破れないように優しく扱いましょう。フラワーペーパーを完全に広げることで、ボリューム感のある華やかな仕上がりになります。
材料・準備するもの(100均アイテム)
ペーパーフラワー作りは、特別な技術や高価な材料を必要としません。ダイソーやセリアなど100均で揃うアイテムだけで、見栄えの良い花飾りが作れます。以下では、用途別に分けた必要な道具とその特徴を詳しく見ていきましょう。
使用する紙(お花紙・メモ用紙)
ペーパーフラワーに使える紙には、以下のような種類があります。
- お花紙:ペーパーフラワー定番。薄くて重ねやすい
- メモ用紙:バラやガーベラなどを細かく作るのに最適
- 色画用紙:厚みがあり大きな作品向き
いずれもセリアやキャンドゥなどでも手に入ります。表面がツルツルしていない紙を選ぶと作業がしやすく、仕上がりも綺麗です。
留め具(針金・ビニタイ・モール)
花の中心をしっかりと固定するために使われるのが留め具。以下の表に種類と特徴をまとめました。
アイテム | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
ビニタイ | 細くて目立たない、曲げやすい | 花束風の仕上がりにぴったり |
モール | ふわふわした質感、装飾にもなる | ポップなアレンジにおすすめ |
ワイヤー(針金) | しっかり固定可能、アート性高い | ブーケや壁飾り用にも◎ |
裁断用具(はさみ・クラフトパンチ)
紙を切る工程では、「はさみ」と「クラフトパンチ」が主力アイテムです。
- はさみ:先端が細いクラフト用がおすすめ
- クラフトパンチ:花びら型や丸型のパンチで装飾性アップ
- カッター:切り込みを入れる際に便利
細かい作業が多いので、小さな子どもと一緒に作る場合は安全性の高いグッズを選びましょう。
作り方のステップ(折り・カット方法)
いよいよここからは実践編です。ペーパーフラワーをきれいに仕上げるには、紙の折り方・切り方・留め方といった一連の作業を順を追って正しく行うことがポイントです。基本の作り方をステップに分けて解説します。
紙を重ねて折り目をつける
まずは5〜8枚の紙を重ねて用意します。
- 紙の端をそろえて重ねる
- 短辺または長辺を基準に蛇腹折り
- 中央をしっかり押さえて折り目をつける
この時、折り目の幅を均等にすることで、美しい放射状の花が作れます。
切り込み・丸抜き加工
花びらの形を作るために、端に装飾的な加工を施します。
- 丸く切る:柔らかい花の印象に
- ギザギザに切る:シャープな印象に
- V字カット:個性的で立体感が出る
この加工で見た目の印象が大きく変わります。いろいろ試してみると楽しいです。
中心を留めて開く(つまむ/広げる)
折り終えた紙の中央をビニタイなどでしっかりと固定し、左右の端から一枚ずつ丁寧に広げていきます。
ポイント:
- 上側の紙から順に、立体感を意識して広げる
- 片方ずつ開いてから反対側を開くと均整がとりやすい
- 途中で破れたらテープで裏から補修も可能
ふんわり丸く仕上げるには、力を入れすぎず指先でそっとつまむように扱うのがコツです。
アレンジ例(ポンポン・ガーランドなど)
基本のペーパーフラワーをマスターしたら、次はアレンジに挑戦してみましょう。100均素材で作れるペーパーフラワーは、単体で飾るだけでなく、パーティー装飾やインテリアとして多様に活用できます。ここではポンポン状のデコレーションやガーランド、さらにはビッグサイズの花の作り方を紹介します。
ペーパーポンポンの作り方
ペーパーポンポンは、ふわふわとボリューム感のある見た目が魅力で、天井や壁に吊るすデコレーションとして人気です。
- 10枚以上のお花紙を蛇腹に折ります
- 中央をビニタイやモールで留めます
- 両端を丸くカット
- 一枚ずつ、交互にゆっくりと広げていきます
- 全体が球体になるよう形を整えます
直径15〜30cm程度が作りやすく、パーティー会場や教室装飾にぴったりです。
ガーランド仕様への加工
ペーパーフラワー・ガーランドとは、複数の小花を連ねて紐に吊るしたデコレーションアイテムです。窓辺や部屋の壁に飾ると一気に華やかになります。
- 作り方:小さめの花を6〜10個用意
- 麻ひもや毛糸などの紐に等間隔で接着
- グルーガンまたはマスキングテープで固定
セリアのナチュラル麻ひもと合わせると、より温もりある雰囲気が出せます。
ビッグフラワーの作り方
ビッグフラワーはイベント装飾やフォトブース背景として人気です。100均素材でコスパ良く制作可能です。
- 使う紙:色画用紙や模造紙(ダイソーで入手可)
- 基本工程:花びら型にカットし、重ねて貼り合わせる
- 接着方法:グルーガンや両面テープで中心から重ねる
- 中心飾り:紙ストローや毛糸などでアレンジ可
中心から外側に向かって少しずつサイズを大きくすることで、立体感とインパクトのある仕上がりになります。
種類別バリエーション(バラ・ガーベラなど)
ペーパーフラワーは作り方のアレンジ次第で、様々な花の種類に見立てることができます。100均で手に入る材料を活用すれば、バラやガーベラ、カーネーション風の作品も簡単に作ることが可能です。このセクションでは、種類ごとの特徴的な作り方を紹介していきます。
メモ用紙で作るガーベラの作り方
ガーベラのような繊細な花びらを表現するには、小ぶりなメモ用紙が最適です。
- 7〜10枚のメモ用紙を蛇腹折り
- 端を細長く丸めるようにカット
- 中央を細いワイヤーで固定
- 1枚ずつ丁寧に広げて形を整える
セリアのカラー付箋やダイソーのミニメモセットを使うと、色の組み合わせがしやすく、おしゃれな仕上がりになります。
100均素材で作るバラの作り方
バラは花びらを1枚ずつ重ねて作るタイプのペーパーフラワーで、よりリアルな印象を与えられます。
- 丸くカットした紙を5〜8枚用意
- 花芯から外側に巻くように重ねる
- 花びらの先端を内巻きに丸めて立体感を出す
グルーガンやのりでしっかり固定しながら、ずらして重ねるのがポイントです。落ち着いたカラーを選ぶとエレガントな印象になります。
切り込みで作るカーネーション・タンポポ
紙に細かく切り込みを入れることで、ふわふわとした印象の花びらを表現できます。
- 数枚重ねた紙に等間隔の切り込みを入れる
- 巻きながら円形に固定する
- 中心から外に向かって立ち上げるように広げる
この技法は母の日のカーネーションや春のタンポポ風デザインに応用でき、初心者でも気軽にチャレンジできます。
Q&A・失敗しないコツ
最後のセクションでは、ペーパーフラワーを作る際にありがちな疑問や失敗しやすいポイント、そしてそれを防ぐための具体的なアドバイスをQ&A形式で紹介します。これから作る人も、すでに挑戦してうまくいかなかった人も、ぜひ参考にしてください。
花びらがうまく開かないときの対処法
「花が綺麗に開かない」「広げる途中で破れてしまう」などの声はよく聞かれます。その原因と対策は以下の通りです。
- 原因:紙が固い/重ねすぎ/留め位置がずれている
- 対処法:枚数を減らす・中央をしっかり固定・丁寧に片側ずつ開く
- アドバイス:一枚目と二枚目は特に慎重に広げる
均等に切るには?
均一な花びらの切り込みを入れるには、事前に目印をつけることが効果的です。
- 折り目の間隔を定規で計る
- シャープペンで薄く線を入れてからカット
- テンプレートを作っておくと便利
100均のプラスチック定規やカッティングボードが役立ちます。
形を崩さずに長持ちさせるコツ
せっかく作ったペーパーフラワーを長く楽しむためには、保管方法にも気を配りましょう。
- 直射日光・高温多湿を避ける
- 透明なケースや箱に収納する
- 必要なら防水スプレーを軽くかける
特に夏場や梅雨の時期は湿気に注意が必要です。クラフトコーナーにあるシリカゲルと一緒に保管するのもおすすめです。
まとめ
ペーパーフラワーは、お花紙やモールなど100均で簡単に手に入る材料で気軽に始められるクラフトです。
特別な技術がなくても、折り方や切り方のコツさえ押さえれば、誰でも美しいフラワーを作ることができます。この記事では、基本の作り方からポンポンやガーランドといったアレンジ方法まで幅広く紹介しました。
大切なのは楽しみながら作ること。お気に入りの色や形で、自分だけのペーパーフラワーをぜひ作ってみてください。イベントやギフトラッピング、インテリアにも大活躍すること間違いなしです。
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